朝の光に押し出されて まだ頭が追いつかないまま 曖昧な言葉を抱えたまま 誰かの期待に混ざっていく わかるようで わからなくて 止まるたびに自分が嫌になる 正しさより速さの世界で 呼吸だけが遅れていく ああ まただ うまく言えない自分がいる ああ まただ 答えのないまま進んでる 鉄板の上の音みたいに 焦げる匂いだけが現実で 数字の意味も温度も全部 遠くで揺れてぼやけてる それでも手は止められなくて 何かを終わらせていくけど 終わったあとに残るのは 評価じゃなくて静かな疲れ ああ まただ 何者でもない気がして ああ まただ それでもここに立ってる 深いところまで落ちたようで 実はまだ途中だったりして ただ呼吸が戻るその日まで 名前のない夜を歩いてる