
カップのふちに ゆらぐ灯り 君が笑えば ミルクも揺れる 時計の針が やけにやさしく ぼくらを包む ミッドナイトカフェ 何度も聞いた はずの話も 君が話せば また新しく 指先でなぞる カップの模様 その癖すらも 愛おしいんだ 外のネオンが 遠くに滲む この席だけは 時間が止まる この夜が 終わらないように もっと君を 感じてたい ジャズのリズム 揺れる心 シンクロする 二人の影 甘いカプチーノ 冷める前に 言葉よりも 近づいて 君となら 明日なんて 待たなくてもいい ふいに見せた 横顔ひとつ それだけで胸 あたたかくなる 長い時間が くれた宝物 こんな夜が 続きますように ゆっくりと溶ける 笑い声 音もなく 時が踊る ひそやかな 夜更けのカフェ まだ帰らない この気持ち スイングする 君のまなざし ぼくの胸を ゆらしてく 甘いカプチーノ 飲み干す前に 未来の話 してみよう 君となら どこまでも 行ける気がする ガラス越しの 月が笑う もう少しだけ このままで やわらかな 光と影 ふたりだけの ジャズが響く ひざの下 からむ足先 そっと触れて 確かめた カプチーノの泡 消える前に 名前を呼んで 微笑んで 君となら この夜ごと 永遠にしてもいい またひとつ 君を知った夜

