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奇行戦記バリグナー OP「Final Destination」(Cover) #Varigner

イベント詳細はJ-popの館さんのページへどうぞ 🔗https://suno.com/s/zdelvEW8GYhMWe7k 今回も短編ストーリーを書き下ろし、前回と同じく歌詞の後に掲載しています。 Hooksには、ストーリーの一部に合わせたショートアニメも作ってみました🎥(長さはだいたい2分30秒くらいです)。よろしくお願いします!🍜ついでにとある機体は本来、マントで覆われた隻腕の姿で登場する予定だったのですが、Sora君にはどうやら伝わらなかったようです。最近の生成の調子があまり良くないこともあり、両腕が生えていたりしても、どうかスルーしてください😅 🤨どうやらSunoの「暴力」に関する規約に引っかかってしまったみたいで、ショートアニメがHooksに表示されなくなっちゃいました💦 ただ、リンク経由であれば引き続き視聴可能です👇 🎥https://suno.com/s/sDWPzl1fINDnkM8G 念のためYouTubeにも同じものをアップしているので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてください✨ 🎥https://youtube.com/shorts/yDSxoHuAZ_Y しでんさん制作のシリーズ集大成MVです!よろしければこちらもぜひご覧ください😸 ✨https://youtu.be/gaXy8PCb5us 前回のストーリー 🔗https://suno.com/s/QS8MQ4NpfLVrSOye 次回のストーリー 🔗https://suno.com/s/s5cb4u1LQsyJSo6e 🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖 歌詞:J-popの館さん English lyrics can be found at the bottom. 光の宇宙(そら)を 駆け抜けてく 止まらない鼓動 夜を裂いて 誰も知らない 未来(あす)を探す 光の欠片を 抱きしめて 壊れそうな心でも 信じたい 明日を I believe in you この声が 闇を越えて 届くなら 想いは今 Resonation (Ah… resonate) 導かれる Destination (Ah… calling me) 閉ざされた扉 叩きながら 時の迷路を 抜け出したい 消せない痛み 抱いたままで 君の名を呼ぶ endless sky 交わした願い まだ 胸の奥 響いてる I believe in you 迷わずに この想いを 抱きしめて 重なり合う Resonation (Ah… resonate) たどり着く Destination (Ah… I’m going there) あの日 交わした promise 揺れる世界の中でも ひとりじゃないと 知ったから 今 立ち上がる I believe in you 何度でも 失くしかけた 光でも すべてが今 Resonation (Ah… resonate, resonate) あなたと行く Destination (Ah… calling me, calling me) I believe in you この空へ 祈りのように 放つから 未来の先で 出会うため すべてを越えて Destination                     [[English Sub]] Racing through the shining sky A heartbeat cutting through the night Searching for tomorrow unknown Holding fragments of the light Even when my heart might break I still believe in what’s ahead I believe in you, hear my voice If it reaches through the dark Every feeling resonates now (Ah… resonate) Guided by this destination (Ah… calling me) Knocking on a sealed door tight Trying to escape this maze of time Holding pain I can’t erase Calling out your name in the endless sky The wish we shared still echoes Deep inside my heart I believe in you, no turning back Hold this feeling close to you Every heartbeat resonates (Ah… resonate) I will reach that destination (Ah… I’m going there) That promise we once made Even in a shaking world Knowing I’m not standing alone I rise and face the dawn I believe in you, again and again Even fading sparks of light Everything is resonating now (Ah… resonate, resonate) I’ll go with you to destination (Ah… calling me, calling me) I believe in you, toward the sky Sending prayers like burning light So we’ll meet beyond tomorrow Crossing everything to destination 🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖🤖 今回のストーリーに登場した新用語の解説 クラウス:アリアが所属する部隊の指揮官。 バリグナー・スカアハ:レイナの帝国軍時代の専用機。大破した後、地球連邦軍に回収された。 レゾネイト(Resonate)システム:連邦がバリグナー用に研究開発を進めている戦闘用システム。システム名はJ-popの館さんの歌詞からのネタ 奇行戦記バリグナー SIDE STORY:共鳴の残火 部屋の中、レイナはアリアの強張った肩を優しく揉み解している。自身の両足は松葉杖なしでも辛うじて歩けるまでに回復していたが、昼夜を問わず「レゾネイト.システム」の実験に参加し、青白く憔悴しきった妹の顔を見つめることしかできない。爆弾付きの監視首輪をつけられた捕虜の身であるレイナには、ただ黙って寄り添うこと以外、何もできなかった。 その日、彼女たちは上官であるクラウス大佐に同行し、隠匿された実験基地を訪れた。開け放たれた格納庫を通りかかった際、レイナは不意に足を止める。そこには、大破した後に連邦に回収された機体――かつての彼女の専用機「バリグナー・スカアハ」が安置されていた。 レイナは憂いを帯びた表情を浮かべ、黙って視線を逸らす。 資料室では、研究員が緊張した面持ちでクラウスに報告していた。「レゾネイトシステムは依然として不安定で、現在のところ解決策は……」 クラウスは冷ややかにデータをパラパラと捲る。 「戦況は膠着している。おまけに所属不明の勢力まで現れた。これ以上手間取れば、上層部が痺れを切らしても文句は言えんぞ」 彼は顔面蒼白の妹へと振り向いた。「アリア、どうした?」 「大佐、私は大丈夫です……少し目眩がしただけで。」アリアは無理に身体を支える。 ふらつく妹を見て、レイナは堪えきれずに口を開いた。 「大佐に報告します!アリアは最近疲労が溜まりすぎています。彼女はまだ子供です。どうか彼女に休養を――」 言い終わる前に、耳を劈くような警報が基地内に鳴り響く。 「大佐、敵襲です!多数の敵機が接近中!目標はスカアハと研究データの奪還と思われます!」副官が焦燥した声で叫んだ。 「ここは前線基地ではありません。勝ち目はありません、直ちに退避を!」 「すぐに救援を呼べ。」クラウスは顔色一つ変えない。 「データは絶対に渡すな。出撃可能なパイロットは全員迎撃に向かわせろ」 彼の鋭い視線がアリアに向けられる。 「お前も出撃できるな?」 「大佐!」レイナは驚愕と怒りの声を上げる。 「お姉ちゃん、私は平気だよ。」アリアはレイナを制止し、無理に安心させるような笑みを作った。 「私が、絶対に二人を守るから。」そう言い残し、彼女は格納庫へと走り出した。 戦闘が始まった。圧倒的な数の差と、量産機の性能限界を前に、アリアは苦戦を強いられていく。 指揮室で、モニターに映る味方の劣勢を目の当たりにしたレイナは、勢いよく踵を返し、ドアへと向かう。 「どこへ行くつもりだ?」クラウスが冷酷な声で問う。 「アリアを助けに。」 「自分が捕虜であることを忘れたか?それに、ここに使える予備機などない。」 「まだ一機、あるじゃないですか。」レイナは足を止めた。 「あの壊れたバリグナーで何ができると言うんだ?馬鹿な真似はよせ。首輪を爆破されてもいいのか?」 「爆破したければすればいい!どうせ拾った命だ!」レイナは振り返る。その瞳は死んだように冷たく、しかし並々ならぬ決意を宿していた。 「それに……あなたたちも、アリアという重要な実験体を失いたくはないでしょう?」 言い捨てると、彼女は振り返ることなく指揮室を後にする。 副官が呆然として尋ねる。 「大佐、本当に行かせるのですか?」 クラウスは答えず、ただ静かにメインモニターを見つめていた。 格納庫で、残骸のようなスカアハの前に立ったレイナは呟く。「まさか……またお前を必要とする時が来るなんてな。」 コックピットに乗り込むと、突然通信回路が開き、クラウスの冷ややかな声が響いた。 『――妙な真似をすれば、即座に首輪を起爆する。』 通信が切れる直前、ノイズに紛れて極めて微かな呟きが聞こえる。 『……頼むぞ。』 レイナは深呼吸をし、手を伸ばした。しかし、指先が制御不能なほど激しく震えていることに気づく。 PTSDか……よりによってこんな時に……。 脳裏に、アリアが戦死し、基地が火の海と化す幻影が瞬時にフラッシュバックする。強烈な恐怖は、直後にそれを上回る激しい怒りによって飲み込まれた。 「ふざけるな……」彼女は歯を食いしばり、操縦桿を死に物狂いで握りしめる。 「私は絶対に……あの子を死なせない!!」 彼女の意志に呼応するかのように、大破したスカアハの双眸が、刺すような橙色の光を猛然と放った。 戦場では、アリアの機体が死角から敵指揮官機の奇襲を受け、大破して地に倒れ伏していた。 高熱のビームソードを抜き、ゆっくりと歩み寄る敵機の影。 その刃が振り下ろされようとした瞬間、さらに狂暴な剣閃が走り、敵機の武装を腕ごと一刀両断に切り捨てた! アリアが驚愕してモニター越しに見上げると、そこには満身創痍の機体が、まるで魔神のように彼女の前に立ちはだかっている。 「お姉ちゃん……!?」 地に倒れた妹を見たレイナは完全に狂怒の底に沈み、スカアハを操って、敵機を容赦なく蹂躙していく。 逃亡を図る最後の敵指揮官機に対し、スカアハは大剣を投げつけた。 敵機が間一髪でそれを回避し、安堵する間も与えず、スカアハは信じられないほどの高速突進で距離を詰め、凄まじい飛び蹴りを叩き込んで敵機を地に叩き伏せた! 極限の過負荷により装甲の隙間から白煙が噴き出しているにもかかわらず、スカアハは止まらない。 敵機の胸部を踏みつけ、右腕を高く振り上げると、その重い鉄拳が隕石のように振り下ろされ―― 轟音が響き渡る。敵機の頭部とスカアハの拳は、凄まじい衝撃とともに同時に砕け散った。 駆動関節が負荷に耐えきれず悲鳴を上げ、限界を超えたスカアハは完全に機能停止する。 戦場を包み込むのは、耳鳴りだけが残るような静寂。 レイナは這うようにしてコックピットから抜け出し、必死の形相でアリアの機体へと潜り込んだ。 「お姉ちゃん……?どうして……」 アリアの言葉が終わるより早く、レイナは彼女を強く抱きしめる。 これまで押し殺してきた恐怖と胸の痛みは堰を切った涙となって溢れ出し、レイナは声を上げて泣き崩れた。 アリアはそれ以上何も言わず、ただ力強く姉を抱き返した。 薄暗いコックピットの中、レイナの首に巻かれた爆弾首輪の赤いランプだけが、依然として静かに、そして無情に明滅し続けている。 遠く離れた指揮室では、副官がモニターを前にして呆然と呟いた。 「彼女……本当にやり遂げたのか……」 クラウスは傍らの驚嘆の声など意に介さず、無表情のまま、その視線をタブレット端末の画面に釘付けにしていた。 彼はレイナの首輪を通じて送られてくる、未知のデータをただ冷徹に記録し続けているのだった。 ―共鳴の残火.完―