
[Verse 1] 放課後の図書室 埃が落ちる ページをめくる音だけ やけに大きくて 誰かの恋のうわさ 笑い声 ガラス越しの世界 私には遠い 結んだ髪を 指でほどく 崩れていくのは 形だけじゃない 鏡の中で 目を伏せたまま 名前を呼ばれるのを 待っていた [Pre-Chorus] プリーツの影が 床に滲む 一段飛ばしの階段 心が遅れる 壊れた鍵の 非常扉 開いた瞬間 音が消えた [Chorus] スカートを広げて 鳥の真似事 羽はないのに 空だけ近い 世界で一番 軽い私 「普通」の重さに 潰される前 風が耳元で 何も言わない 静かすぎて 息が痛い [Verse 2] ノートの余白に 黒を塗る 言葉にすると 壊れそうで 優しすぎるママも 正しい先生も 私の深さを 測れない 夕焼けに染まる 校舎の影 頬に残った 熱は嘘みたい 傷つきたくない ただそれだけ それすら 許されなかった [Chorus 2] 境界線の上で 立ち止まる 戻る場所も 進む理由もない 瞬き一つで 終わるなら この永遠は 短すぎる 逆さまの空 冷たい群青 綺麗すぎて 泣けなかった [Bridge ] あと数秒で 夜になる 星になるには 少し遅い さよなら、学校 さよなら、名前 私は どこにもいない [Final Chorus] スカートを広げて 鳥の真似事 落ちていくのに 飛んでいるみたい 世界で一番 静かな私 叫ぶ代わりに 消えていく 空に溶けていく 私の鼓動 誰にも届かず 終わる音 [Outro] 群青は 何も答えない だから私は ここにいた

