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夜空の架け橋

かじかんだ指先を コートのポケットに隠して 賑わう駅前 足早に過ぎていく人波 不意に立ち止まったのは 見覚えのある背中があったから あなたに逢いたくて 逢いたくて 人混みの中 あなたの姿探した だけどそれは 記憶が映した幻で いるはずもないあなたの温もり感じたくて 私は立ち尽くしている ショウウィンドウを彩る 季節外れのデコレーション 誰もが誰かの 幸せを願っているような 温かな街中の光に そっと瞳を閉じてみる 瞼の裏側 あの日の笑顔が鮮やかに蘇る 遠く離れた場所で あなたも同じ月を見ていますか? 寂しさに負けそうな時は 空を見上げて自分に言い聞かせる この夜空は あなたのいる街に 続いてるんだよね 繋がらない電話よりも 確かな絆を信じたい そう思うと ちょっと勇気が出てくる 暗闇を照らす星のように 明日へ一歩踏み出せる いつかまた 「おかえり」と言い合える日まで この空の下 私は私の毎日を歩いていくよ 見上げた夜空に 優しく「おやすみ」を呟いて