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(媺下ネタ)タチヒコ記 フェイク

[narration: old Japanese grandmother voice, warm, slow, slightly humorous, as if telling a folktale to children] 「いにしえのじだい、まだ 神とひとが ともに暮らしていた頃」 「とおく東のところに、イキリタチヒコ、と言う者がおった」 「その者、みのたけは、かのれいほう、ほうらいさんをゆうにこえていたそうな」 「たいくもさることだが、それよりもりっぱだったのわ」 「かの者の ふぐり だったそうな」 「こんじきにかがやく おおふぐりをひとびとは、オオフグリノミコト」 「そう呼び、あがめたてまつっていたそうな」 [verse] たいようをもおほひかくすほどの おほきなるからだにして、 こころやさしきそのものありけり。 あしきものよりさとをまもりて、 ひとびとにあいせられ、かみとあがめられける。 かくて、やすらけきひびをすぐ。 [intro] [narration: old Japanese grandmother voice, warm, slow, slightly humorous] 「神でわない、イキリタチヒコをあがめていた、里のひとびとに怒りをおぼえた西のかみがみわ」 「東の地におおいわをてんくうから降らせたそうな」 [verse] さとのひとびとはおぢおののきて、つちにふしたり。 そらよりふりくだるおほいはをば、 かのもの、もろてとしんぼくとをもてふせぎけり。 されど、おほいはと、かのもののもろてとしんぼくとはくだけちりて、 やがて、ちからつきてたふれけり。 [intro] [narration: old Japanese grandmother voice, warm, slow, slightly humorous] 「里をまもった イキリタチヒコの体はやがて、おおうさんみゃくとなり」 「菊のもんからひりでたかりんとうは きたかみさんち」 「ごしんすいわ きたかみがわ もがみがわ となり」 「おおふぐりは たまやまきんざん ししおりきんざん となったそうな」 [bridge] [final-chorus] さとをまもりし かのものは、 そのちにては かみとあがめたてまつられ、 ししてなほ、とみとさかへをもたらしけり。 そのなは、オオフグリノミコトなりけり。