
思い出は さよならの中に隠れてる 通り過ぎてゆく日々 数え切れない 喜びも 悲しみも 愛しさも 全部抱えて 冷たい風が連れ去ってゆく 枯葉のように 落ちてまた生まれ変わる 色鮮やかな形を 成しながら 空の雲が 決して同じ形を残さないように 僕たちも違う姿になって 生きて行くんだろう 揺れ動く草木のような そのままの匂い ほのかな香りを 残しながら それぞれ進んで行けたらいいなと 思うけれど 風が冷たくなってゆく 移ろいゆく時の中で そのままの思いを 不変なままでいることなんて ないのだろう 僕の思い出の中にいる君だけは ずっと変わらないままでいて ずっと色褪せないままでいて それは僕にとってのエゴかもしれない でも いいじゃないか 少しだけ わがままを呟いたって いいじゃないか 寝る前の静寂(しじま)に ふと思ったりするんだ 時の流れに 逆らうみたいに 君の影を 追いかけている 移ろいゆく時の中で そのままの思いを 散らさず咲いたままでいることなんて ないのだろう 僕の思い出の中にいる君だけは ずっと変わらないままでいて ずっと色褪せないままでいて ずっと…


