名前もない夜に生まれた、ひとつの小さな響き。 遠い星を渡り、透明な庭を巡り、硝子に眠る夢へと触れる。 音は光となり、光は世界を彩ってゆく。 そして、最後の響きが静寂に溶けるとき、 ひとつの真実が明かされる。 ――迷っていたのは、光ではなかった。